カントン包茎はどのような状態か
カントン包茎は大きく分けて4つの状態があり、どれも包皮輪が狭いことによって亀頭部分が露出せず陰茎が締め付けられています。
この状態で無理やり包皮を下におろそうとすると逆に亀頭の下の部分でより締め付けが強くなり、血流やリンパの流れが悪くなり腫れあがります。
このような状態になると十分に血液が流れなくなるので、治療が必要になってしまいます。
カントン包茎は症状が進むと腫れあがりますが、他に恥垢が貯まり臭いを発したり初赤やかゆみが生じたりする、無理やり剥こうとすると激しい痛みが起こる、亀頭部分が守られている状態であるので早漏になる、カントン包茎であることがコンプレックスとなりEDになりやすくなるなどのデメリットがあります。
早漏になる原因としては、亀頭が露出することが少ないので余計な刺激が加わってしまうことが関係しています。
そのため治療を行い亀頭部分の刺激に慣れることが大切になります。
カントン包茎はEDの治療薬が使用できるか
カントン包茎は勃起をしても亀頭が完全に露出できていないため、ちょっとした刺激に対しても敏感に反応します。
また無理に亀頭を露出させようと包皮を下におろそうとすると元に戻らなくなるケースもあり、血流が止まってしまい腫れあがってしまうこともあります。
このようなことが起こらないようにするには包皮輪を完全に取り除く手術を行う必要がでてきます。
カントン包茎においては早漏の原因の一つと考えられており、亀頭への刺激が慣れていないために起きてしまいます。
コンプレックスという心因的な原因でEDになりやすいのですが、EDの治療薬を服用したからと言ってカントン包茎が治るわけではありません。
亀頭部分がしっかりと出ていないとパートナーを満足させてあげられないなどのことが起こるからです。
医師による用手整復法や手術などの治療を行い、それでも早漏の心配がある場合はEDの治療薬を服用していくとより効果が高まります。
まとめ
カントン包茎は亀頭部分がしっかりと出ていない、無理に包皮を剥こうとした場合、逆に締め付けが起こり腫れあがってしまうといった症状です。
亀頭が常に守られている状態であるので早漏になりやすい特徴があり、用手整復法や手術などの治療を行って治していきます。
早漏というコンプレックスをなくすにはED治療薬を使用するのが良いのですが、手術後3日ほどは運動や入浴はできない状態であるので、体が落ち着いた後に服用するようにします。