包茎は亀頭に皮が被さっている状態で、生まれてきた時は包茎状態になるので、特に異常なことではないです。
成長に伴って陰茎が増大するので、自然と亀頭が露出する仕組みになります。
中には露出しないケースもあり、包茎には仮性やカントン、真性などがあります。
亀頭は特に敏感な部位になりますが、カントンは亀頭が露出することがなく、守られてきたので非常に敏感な状態です。
包皮輪が狭いので性行為において、亀頭や陰茎などをこすられるような刺激が加えられるので、射精が早まることも多いでしょう。
カントンの人は早漏になるケースが多かったり、中にはEDになる人もあるので注意が必要です。
病院へ直行するケースもあります
カントン包茎の場合、勃起していない時は亀頭を露出できるが、勃起している時に無理にむいてしまうと包皮の細くなった部位が陰茎を締め付け、包皮が戻らないことがあります。
このような状態をカントン包茎と呼んでいて、原因として包皮の先の細い部位が勃起した時の陰茎の太さに広がらないためです。
浮腫んだ包皮が戻らなくなったり、中には救急病院へ直行するような状況があります。
緊急処置として、亀頭を指で潰すように小さくしたり、無理やり包皮をかぶせる方法がとられます。
戻らない時は背面切開など局所麻酔を行って、狭くなった部位に切り込みを入れ広げてから皮を戻すこともあるでしょう。
カントン状態の場合、手術することによって症状を改善することができるので、医師に相談すると適切なアドバイスを受けることが可能です。
勃起時において亀頭が露出するが、平常時は包皮がかぶっているものを仮性と言います。
これは包皮が余りすぎていたり、亀頭のカリにおいて包皮がひっかからないのですぐ戻ってしまうことが多いです。
ほとんど人が仮性包茎なので、気にしなくてよいタイプになります。
まったくむくことができないものを真性包茎と言い、これは包皮輪が非勃起時の陰茎の大きさまで広がらなかったり、包皮と亀頭が癒着しているかもしれません。
物理的な原因でEDになることがあります
包茎の場合、EDになるケースが多く見られます。
いろいろな要因がありますが、物理的な要因や心理的な要因などが関係しています。
包茎がEDを起こす物理的要因について、仮性包茎の場合勃起状態で亀頭が露出した状態になっているので、性行為の際物理的な問題がありません。
物理的な問題によりEDになるのでは、カントンや真性包茎です。
うまく性行為を行うことができれば特に問題がありませんが、例えば挿入が上手にできなかったり、物理的な要因により性行為が楽しめず途中で萎えてしまったという人は多いです。
性行為の挿入時において意図せず包皮が剥けてしまったり、亀頭が締め付けられたため痛みを感じてしまい、途中で中折れしてしまうこともあるでしょう。
このような場合もともと勃起機能には問題がないので、血流を良くするためにED治療を利用しても改善しないことが多いです。
物理的な問題になるので、手術により改善することができるので専門のクリニックに相談することをおすすめします。
仮性包茎や真性包茎の場合、ED治療薬の服用を行っても大丈夫です。
包茎などによる物理的な問題はなく、加齢によるようなED症状の場合、バイアグラといったPDE5阻害薬が高い効果を発揮してくくれます。
EDには心理的な要因が関係しています
包茎がEDを起こす原因として、心理的要因があげられます。
包茎に限らずペニスが小さいと思っていた李、短いと感じていたり、何かしらコンプレックスを持っている人が多いです。
自分の性器を見せるのが恥ずかしかったり、パートナーが満足していないのでは思う人もいて、そのような不安がEDを起こします。
心理的要因にはバイアグラといったED治療薬の効果を期待することができ、ED治療薬により血流を改善できるので勃起しやすい状態になります。
仮性包茎の場合、勃起した時に皮がむけた状態になるので、きちんと勃起が出来れば包茎が問題になることはありません。
しかし包茎の場合、亀頭がジメジメしたりカス(恥垢)が溜まるので、悪臭の原因になることがあるので注意が必要です。
無理に包皮をむくと痛みを生じたり、包皮をむくとドーナツ状に腫れるケースもあるでしょう。
亀頭が常に守られているので早漏になりやすく、結果的にEDを引き起こすようになります。
亀頭のかゆみや赤みなどの原因になり、性感染症にかかりやすくなるでしょう。
亀頭炎や包皮炎など炎症を起こしやすくなり、皮膚が硬くなると真性包茎に移行するかもしれません。
ペニスに自信がなくなっていきコンプレックスになると、勃起不全(ED)になるのです。
気になるなら一度専門医師に相談すると、悩みを解消することができます。
まとめ
カントン包茎の場合、EDには注意が必要です。
EDになった場合、ED治療薬によって血流を改善することができますが、意図せず包皮が剥けると亀頭が締め付けられてしまい、元に戻せなくなるケースがあります。
亀頭に包皮を被せられないので、専門病院における緊急対応が必要です。
軽度のカントン包茎でも起こる可能性があり、包皮の余りが多く皮の出口が狭いため包皮輪を除去する工程が必要になるでしょう。
包皮輪の狭さをきれいに除去するため、繊細なデザインが必要になるので専門医師に手術について相談すると安心して施術を受けることが可能です。